カセット入りＦＭ音源

ＭＳＸの歴史をひもとくと、ヤマハも作っていた時代があります。
知らない人には？？な話ですが、本体にオプションハードウエアを
内蔵出来るスペースがあり、シーケンサで制御出来るＦＭ音源シンセに
なったのでありますッツ。専用のキーボードも付けられました。
何しろ昔の話、パソコンは高い。比較的安価なＭＳＸは、若い衆には
うってつけだったという事ですねえ。

とは言え、安い話には裏があるもの。シーケンサでありながら
初期のソフトは「処理落ち」（笑）をする困ったもので、余り
込み入ったフレーズを演奏させると、そこだけ自然とスローに
なったという、エリック・プランクトン（違）もビクーリな機械でした。

写真は、それ用のライブラリ。豪華２巻組ですが、カセットテープorz。
さすがにカセットはアレですが、チャイムの音とか金属系の音は今でも
充分通用するレベルのものだったと思います。