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蝶の手乗り手順開発 [どうぶつ写真]

山形県へび村在住のいいじまゆみこ氏(年齢3ちゅ、自称馬轡博士)は
蝶の手乗り手順をマニュアル化する事に成功したと発表した。
4月に発売されるイギリスの自然科学雑誌「ネーチャン」に掲載される。
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いいじま氏の研究によれば、蝶を手に乗せるには砂糖水や、無理矢理捕まえるなどの
姑息な手段は通じない事が判明した。
大事なのは「心と心のおつきあい」であり、先ずはじっと蝶の眼を見て
「おや蝶さん、今日もつぶらな偽瞳孔ですね」と、褒め言葉をかける事が
緊張をやわらげる第一歩なのだそうだ。
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大抵の蝶は、自分の識別圏内に動く異物を発見すれば「ビクッ」と身を引き締め
即刻離脱可能な警戒態勢に入る。
ゆえに、言葉かけによって警戒心をほぐし、自分が捕食者ではない事を示せば
写真のように蝶自らヒトの指に乗って、友好を確かめ合う事が可能になると言う。

学会では、この技術が確立する事で、捕獲に頼らず精度の高い観察が可能になる
のではないかと期待する。
一方で捕虫網屋協会では商売あがったりの恐れがあるとして、関係当局に
「むやみに虫に手を触れないよう条例」制定にむけ、働きかけの動きが見られる。

いいじま氏によれば、「自然保護や動物愛護に多大な解釈の相違があり、
混沌としているヒトの姿を生物は見透かし、逃げるものである。
故に純粋な生命への畏敬こそが、ヒトと動物の唯一の接点である」
などと、新興宗教のような文言を口走ったため、座敷牢に連行されて行った。

(この記事は、写真は本物ですが内容は”ほぼ”エイプリルフール向けのフィクションです。)
まぁ、特別な事ではありませんが、基本的な虫の触り方に忠実であれ、
という事ですねえ。
「目の前の何か」に、脚を出して乗って来るのは自然な事なので、
これを用いて、枯れ枝に止まっているなら、枯れ枝の分岐に成り切って
乗って来てもらうのを待つ、という事です。
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