常磐線のED75_1039近影 [震災の記録]
津波に遭いながら、その自重で踏みとどまったED75の1039号機は、鐵の筋のみならず
広く国民の知るところとなりました。
常磐線の浜吉田と山下の間、南泥沼踏切近辺。左側は元々畑だったようです。
見たところは綺麗に見えるのですが…
海水を被った足廻りは厳しいのか。
架線が残っていたなら、のどかな単機回送にも見える絵です。
報道では、いかにもな原野に孤立しているアングルでの撮影がありますが、
実際には民家の傍らに停車しています。
これは重要な事だと思う。本当に津波で何も無くなった場所に一人居て
押し寄せるような喪失感は、演出で作れるものではありません。
少し西寄りの道路脇に、コンテナが集積してありました。同機が牽引していて
流されたものでしょう。震災後、コンテナ喪失による貨物の手配困難があり、
輸送は回復したのにモノが送れない状況が続いたのは、利用者の知るところです。
2011-10-13 00:14
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